なにこれ?税金を取り戻せたときだけ話題にするブログ?
6/11に大阪万博に行きました。
行動テーマは「せっかく予約するなら開場9:00~閉場22:00まで!」でした。
当日の天候は雨のち晴れ、私は大阪市民です。
行く前に準備したこと・思ったことなど
会期前、4月中旬に前期券を購入。
その後踏ん切りが付かず、予定日を決めたのが前月なので、2か月前抽選はできませんで
した。
元々大阪メトロ中央線ユーザーなので、日程を決めるまでに万博をめちゃくちゃ受動喫煙さ(せら)れました。
4月の時刻表改正での大増発により遅刻と無縁になりましたが、逆に小憎たらしいのは子供専用車両。『臨時』表示で駅でボランティア?が乗るな乗るなと呼びかけますが、任意協力なので他人の言うことを聞かない残念な大人どもが結構乗っています。耳を塞ぎながら乗っているバカがいたときは呆れました。
4月から日にちが経つにつれ、平日の通勤時間(ちょっと遅め)なのにあり得ない混み方をするようになり、明らかな外国人、通期パスを首から提げた人、親子連れ、ミャクミャクグッズを身に着けた人、ミャクミャクっぽい浴衣を着た人等がどんどん増えていきました。
予定日までにスクワットやウォーキングで体力作りはしました(運動不足なもので……)。
当日到着前にセブンイレブンでTwitterのつじ(@t_tsuji)さんの民生マップをネットプリントし、スタンプ用のノートを購入しました。
なんか日によって万博有識者のお勧めするマップが変わってるらしく、ベストかというと自信はないんですが、定番ということで採用しました。
行ってみて
全体的な感想
各パビリオンは絶品、システム周りが良くない。
人間が集まることを想定できていない。という感じでした。
行った直後のツイートはこれでしたが、行ったパビリオンにコロンビアが抜けているのと、コモンズCじゃなくてDなのと、行きたかったところがあと何か所かあるのでこちらで補足します。
ちなみにスタンプは17個捺せました。コモンズの力。
持って行ってよかったもの
前評判通りですが、マイボトルとノート。
あとは副回線のpovoですね。別に副回線でも主回線でもいいのですが、データ量使い放題にしておくと精神衛生上良いです。
通信速度は気持ちdocomo回線の方が早かったかな?とは思います。
持って行ったがいらなかったもの
当日の降水量は1mm~3mm程度だったため、並ぶといえども雨がっぱは不要でした。
また、待ち時間が発生するので折り畳みのイスを持って行きましたが、(寝坊したので)入場列も遅くなく、パビリオンの待ち時間は思ったほどは遅くなく、座る場所も埋まりっぱなしということではなかったです。
当日抽選
これ。これが一番やらないで良かった。
とにかく一日中振り回され、△表示はもちろん、〇表示になっていても「すんません!今切れましたァ~!」と表示され、リロードしても〇表示なのに何度やっても取れない。
で、しばらくそれを繰り返してると×表示に変化。お前のこと誰が好きなん?
で、「てことで全滅でした!当日抽選なんか参加しないでヨシ!」と言いたいところなのですが、
17時に開放されたnull²が当たったため全否定できなくなりました。
各パビリオンの感想
僭越ながら星3つ満点で感想を追記します。
フランス ★★★
東ゲート入って一番最初に見えた行列にとりあえず並び入ったのがフランスパビリオン。
パン屋さんが人気だけどスルー。
ともかくめちゃめちゃセンスある、洒脱でまさにフランスのイメージを体現したかのようなパビリオンで、鼓動をテーマにヴィトンのスーツケース、ロダンの彫像、ディオールのオートクチュールなどの展示があります。
中庭もあって抜け感◎。雨の日でも映える地肩の強さ。
なんなら時間や季節を変えて2~3回観たい。
最後になんか海洋汚染反対の展示があったのは見なかったことにします。

大量に敷き詰められたルイ・ヴィトンのスーツケース

中庭。雨の日に来てよかったと思える

ディオールのオートクチュール
こちらも人気パビリオン。日本人の感覚としてはかなりキツめのロボットとフラミンゴのゆるキャラが待機列のときにちょい出し、入場後にも球形プロジェクションマッピングの前説VTRでお出迎え。
砂漠の砂が触れるのですが、そこにもプロジェクションマッピング投影があり、這ってるサソリをつつくと逃げるなど新感覚でした。
民族舞踊にチャレンジでき、係員さんに教えられつつ「画面に映っているお兄さんorお姉さんと同じ動きをしてみよう」って感じの展示があり、女の子が踊っていて微笑ましかったです。みんなで拍手しました。
「ここは最後です!出口です!」という係員さんに、なんとなく物足りなさを感じつつも、ドアを開けるとそこにはバカデカプラネタリウムがお出迎え。
椅子ではなく岩の形をしたところに寝っ転がるシステムでおもてなし要素充分、満足度高かったです。Tシャツ買おうか迷ってやめたのは失敗だった。

砂漠の砂にプロジェクションマッピング

クイズ形式のディスプレイ

プラネタリウム。写真では大きさが伝わらないので是非実物を
コロンビア ★★
「美を生きる国」なるキャッチコピーで、ネアカの係員さんが前説してくれます。
「百年の孤独」のガルシア・マルケス生誕の国、というのは正直知らなかった。執筆時に使われたタイプライターの展示がありました。
生物多様性推しで天井のランプが蝶。とくに鳥の多様性が世界一位だそうです。他は世界二位という自虐も。
自国生産物の展示もあり、定番のコーヒー豆以外に色々な織物を実際に見て触れました。

天井の蝶。「百年の孤独」に登場するらしいです

チュンベスって何です?
ピルスナーウルケルが呑める!ということでテイクアウトに並びましたが、一杯1250円はともかくとして、フードが2000円……。
でもゆるキャラのレネくんもいるし!と思いましたがやはり人気で売り切れてしまい、7月中旬?までグッズは入荷しないとのこと。
謎の「靴下でもない靴でもない」というグッズを売っていました。
パビリオンの方は、他の平面的な作りではなくタワーのような珍しい作りで、そこにレネの元ネタも含め現代アートがポンポンと並んでいる感じでシュールです。
アートの中になぜか現場の人のサインや石破茂のサイン?もある。
実物系だと珍しい木材や、ウランガラスなんかの展示がありました。

ピルスナーウルケル。激ウマ

謎の現代アート

レネくん(立て看板のみ)

不思議なチェコグッズ
コモンズE(万博漫画展) ★★
「コモンズって小さい国が集まってるんだよね!」しか情報入れていかなかったけど、E館は展示スペースみたいです。
いやいや……先に教えといてくれよ……。
「和」「侍」「姫」がテーマで、神のみぞ知るセカイの若木民喜先生もいるし、瀬尾公治先生もいるし、赤塚不二夫先生もいるし、いがらしゆみこ先生もいるし、ビッグ錠先生もいるし、寺沢武一先生も……ってコブラじゃねーか!楽しかったです。
コモンズC ★★★
いろいろな国が集まっていたのはこっちでした。楽しい~。アフリカ・アジア系の小国がまとまっていました。
楽器、とくにジャンベが叩ける!のはスーダン・マリ・ブルキナファソの3か国。
木琴とジャンベの仲間が多かったです。
南国サウンドなスティールパンはアンティグア・バーブーダで叩けます。ドレミファソラシドが(英語だけど)書いてあるので楽勝です。
係員さんがいたのはスーダンだったかな?あと別に係員じゃないのに妙に演奏がうまいおじさんがポップすることがあります。
ブータン・モンゴルの2か国はアジアですが、中国・韓国とは違う感じの仏教国で、かなり日本人顔なのに文化がめちゃくちゃ違う。
モンゴルはやはりチンギス・ハーン推しで衣装や装飾品・書物などがお目にかかれます。
ブータンは山林寺院の立派なジオラマが作ってあって良かったです。どうも形式が日中韓と違うんだよな。
パキスタンには行列が並んでいたので並んでみたのですが、岩塩に囲まれて記念写真が撮れるというよくわからないスポットでした。非日常感はある。
情報タッチモニターみたいなものはありましたが、なぜか展示はほぼ岩塩のみ。
印刷した字ではなく、居酒屋のように展示を手描きしていたブルキナファソが一番心に残りました。
最貧国の一角だと思うのですが、音楽が好きとか、基本屋外のドラム缶風呂とか、かごに入った荷物を頭に載せてそのままバイクに乗っちゃうとか、風景が想像しやすくて良かったです。
家に帰ってからWikipediaで読んだら女子割礼を推奨していると出てきてドン引きした(ブルキナファソに限らず、西アフリカ一帯の習慣としてあるらしい)のですが、こういう体験も含めて万博だなと思いました。

スーダンのジャンベ

ブータンのジオラマ

ザ・モンゴル

スティールパン。いい音が出ます

ブルキナファソ。いい字
インド ★★
「バーラトと書いてありますがインドです!」を繰り返す係員さん。
工期が遅れただけあってどんな立派な展示が……と思ったのですが、さほど規模は他のパビリオンと変わりないかな~。見ごたえはある方。
ブッダのありがたい展示あり、自国の技術はすごいだろあり、IT頑張ってますアピールあり。フードもあり評判がいいらしい。
説明がむずかしいのですが、砂絵を描くロボット?ビー玉?があり、地味ながらも凄みがある展示がありました。
私が行ったときは休憩所でインド映画も観れました。
休憩所で流す映像としてはちょっと豪華すぎ、「やっぱ観ちゃうな」と再確認。
軍をテーマにしたシリアスな映画で国策映画っぽくもあります。
さすがに2時間ふつうに万博会場で映画を観るのは勿体なかったので探してみたところ、「配信でもあるじゃ~ん!」と思ったら配信版には日本語字幕が無かった。残念。
Watch Major (Hindi) | Netflix
あとはここだけスタンプがクソデカいので注意しましょう。

砂絵ロボット。外周から回って少しずつ潰している

インド特急

インド映画(ふつうに観たい)
エジプト ★
入場するとガイドさんがアブラカタブラで扉を開けた後、中の部屋は壁の4方向が映像になっていて、昔のエジプトに浸れる。
またもう一部屋は今のエジプトにも浸れる。
というところは楽しかったんですが、割と本当にそれだけだった……。自分の国からなんか持ってきたとかそういうのが一切なかった。
とはいえ次のパビリオンの予約が迫っていたので、早く終わった割には「エジプトに求めていたもの」は見れたので良かった。

ザ・エジプト

ザ・エジプト
当日抽選当たってよかった~!と思ったのですが、null²は同じパビリオンで展示が二つあるらしく、こちらはガッツリ参加!って感じのパビリオンではなかったです。
もう一つの方はアプリを参加してミラーボディを作るらしい。
ライフゲームで増殖する有機的な生命のような、上から降る雪や粉のような、高速移動する車窓のようなイメージ映像を見るのですが、鏡像と強い光・音の衝撃によりその世界に飲み込まれる感覚があり、なるほどね、いや、nullほどねって感じです。(は?)
でも正直、めちゃくちゃかっこいい映像が流れた一番最後に「プロデューサーの落合陽一です!」って挨拶してくれるところが一番落差があっておもしろいので、ダイアログモードだけではなくこちらも体験するべきです。

夜のnull2
null2(インスタレーションモード)
他にチラ見したところ・パビリオン以外
メシ問題、「どうせなら世界の食べ物を食べよう」と思ってクウェート館横のカフェ・セルビア館のレストランを利用しましたが、
結局この日4000円出して何も主食になるものを食べていない有様なので、「コンビニおにぎりを持っていけ」は割とマジです。
クウェート館ではテイクアウトでサモサとデーツ。
サモサは三角形の揚げ餃子みたいなものですが、ザクザクしていて見た目よりボリュームはありました。
カレー味で、インド館にもあるらしいので食べてみたい。
デーツはナツメヤシの実で、中東の方のソウルフードでオタフクソースの原料……というと全然分かりませんが、干しブドウの化け物みたいなものです。
干しブドウの4倍ぐらいの大きさがあって、ブドウの風味とかを無くして糖を凝縮した感じ。
デーツとサモサ
セルビア館ではチェヴァピサンドとプロヤプレーンを食べました。
チェヴァピはスパイスがいろいろ入ったつくね?ハンバーグ?のようなもので、ピタ(肉まん生地)で挟んでいます。
プロヤは小さくて甘さ控えめのカップケーキでした。

チェヴァピサンド(左)とプロヤプレーン(右)
宣伝の通り大屋根リングに昇って、試しに一周回ったのですが、これが「万博の全体像」を見ることになってしまいまた来たくなってしまうというやり口でした。
回った際に目に留まったのがスペイン館で、リングの人から見えるように本場のフラメンコのコンサートをやっていたのと、韓国館のでっかい壁面映像アピールがすごかったです。
そもそも建物が良いものですから「あそこもあそこも行ってない!あっあそこも良さそう!!」とウィンドウショッピングのような気持ちになってしまいます。
絶対に最後に行くべきではない。行くなら序盤~中盤?

大屋根から見えるスペイン館
会場内の設備で他に体感したのはボトル洗い機と給水機。
ボトル洗い機は乾かしてくれないのでタオルが必要なのと、給水機はボトルを置くとすぐ動き出すので場所に注意。
あと、開場は22時までなのにお土産屋さんは21時半ごろで閉まるのは要注意ポイントです。結局寄れませんでした。
万博会場から持ち出せたものは大阪の水道水とデーツ数粒とかいう謎の体験になってしまいました。
考えたこと
結局一日の1/4ぐらい並んでいた気はするので、「並ばない万博は嘘じゃん?」と思っていますが、
「並ばないように設計したつもりではあるけれどまさかこんなに人が来るとは思わなかった万博」というのが真相ではないかと思います。
でも入場客数は当初の目標に届いていたわけではないし、やっぱり見積もりが甘かったんではないのか。
令和になっても自分たちの見積もりの甘さとシステムの悪さに翻弄されつつ、エコやSDGsのお題目を唱えながら全員不快な行列に並ぶというのが
とても今の世の中を反映していて良いなと思いました。地球人類は自らの愚かさで全員不幸になる。
この万博で一番よく出来ている、褒めたくないけど褒められるのはパスの価格設定です。
会期中の1日券は7500円、私が買った前期券は5000円。開幕券4000円台で買えたのを買い逃したのはちょっと痛かった。
で、開幕中も平日券6000円(=土日祝から1500円引き)があることで土日に人が集中するのを避けている。
複数回行けるパスは2種類あり、通期パス(30000円)は休日4回、平日5回行けば元が取れる。
夏パス(12000円)は7/13~8/31までの期間限定ながら平日2回で元が取れる。
当初前期券を買ったときは「一度行って、良かったら2~3回は行くだろうから夏パスを買う」と思っていたのですが、絶対に夏パスの期間は夏休みが始まって混む。えっこれ以上混むんですか!?
混んでいるのが嫌すぎて今マジで通期パス買いそう、秋のちょっと肌寒くなった万博会場も観たい。
でも3万て……ッスゥー……3回分回数券20000円+ミャクミャクキーホルダー付きとか出してくんないですか?今からじゃ無理ですか?
あとは普段テーマパーク馴れしていないので、係員さんが前説やってくれるパビリオンは単純に楽しかったです。
出来ていなかったこと・次回やること
1日仕事にはなるだろうけど、「万博に行った」というのであれば、イタリア館は見ないといけない。
正直個人的にはフランス館もイタリア館に匹敵するぐらい良かったと思うのですが、見てないので何とも言えません。
タイ館、TECH WORLD、中国、いやもう普通に全部観たいんですけど。
パビリオン系はそのぐらいとして、個人的に自由に再入場が出来るかどうかを検証したいです。一応公式サイトにできるとは書いてある。
会場内でお腹いっぱい食うぐらいであれば、東ゲート出て電車乗って、コスモスクエアで乗り換えて、ATCで飯食って帰ってきた方が安上がりまである。
あるいは乗り換えずに海遊館手前の大阪港駅降りたよくわからないところとか。
通期パス勢はもうやってる可能性もあるかもしれない。ゲート前の混雑さえなんとかなれば現実的なプランではないでしょうか。
まとめ
少なくともおにぎり持ってあと1回は行く、なんだったら2回でも3回でも行きたい!
4回は……行くかなぁ?
でもとにかくあの人混みはなんとかならないんですか!?
という感じでした。おしまい。

万博ガンダム

こみゃく

夜ミャク